小学生の交通事故を防ぐために、繰り返し何回も教えましょう。

小学校に入学前に交通事故対策
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小学校に入学前に交通事故対策

子供が小学校に入学すると、一番心配なのが事故ですね。幼稚園の通園は親の送り迎えか、幼稚園バス。遊びに行く時も親が付き添っていたので、親の監視下にいたので心配はありませんでした。お母さんが働き始めても家にいても、目の届かない範囲を行動するようになってきます。

小学校では、上級生との集団登校の所もありますが、たいていが子供だけの通学になります。それだけでなく遊びに行く範囲もかなり広くなり、一人で友達の家に行くことも多くなります。
子供には日頃から「車に気を付けて」と言ってたとしても、事故のニュースを聞くととても心配になりますね。一体子供には、どういった指導をしたら良いのでしょうか。

小学生の事故の特徴

子どもの交通事故は家から近いところが多い

小学生になると、友達と公園で待ち合せたり、一人で友達の家に行ったりと単独行動が増えます。子供の成長が嬉しい面もありますが、反面では一人での行動が心配になるのは当然ですが、いつまでも親は付いて行けません。

子どもの交通事故は、自宅から500メートル以内で起こることが多いそうです。一人でも安全に行動できるように親が具体的に教えていきましょう。

交通事故の発生状態

小学1年生は、5月~7月、10月・11月が要注意です。
小学2年生では5月~7月にかけて、歩行中の事故が大幅に増加しています。
3年生~6年生では一年を通して事故件数は横ばいです。

歩行中の死傷事故発生時間帯

14時~16時 :30.5%
16時~18時 :34.1%

ほとんどの事故は下校時から夕方に発生し、「飛び出し」が58,9%を占めます。
1、2年生では歩行中の事故が約6~7割を占めますが、3年生以上では約6割~7割が自転車の事故です。

事故を防ぐために保護者が子どもに教えること

保護者が子供に教えるのは、以下の2点です。

どういう状況で事故にあいやすいのか
どうしたら事故を防げるのか

子供は、危ない、注意しなさい、といっても伝わりにくく、実際に道路や歩道に出て、具体的に見て覚えさせる必要があります。子供は一度教えただけでは身につきませんから、繰り返し何回も教えましょう。

歩き方や自転車の運転の仕方
周りの車やバイクの動き方
車やバイクの右折・左折の合図の出し方

通学路での事故を防ぐ為に

子供と一緒に通学路を歩いて、危険な場所や安全確認が必要な場所を見つけ、危険な理由と安全な通行方法を教えましょう。

安全な通行方法を教える
子供の目線で歩きましょう
分かりやすい具体的な言葉で教えましょう。
止まる、見る、待つを教えましょう
安全行動が習慣になるまで繰り返し教えましょう

事故に遭わないために守る7つのポイント。

交通マナーを教える
一人で出歩くことの増える小学校1、2年生の外、自転車に乗る機会が多いお子さんにも、安全な歩き方や自転車の乗り方を教えましょう。
安全な歩き方や自転車の乗り方を教える
①信号を守る。 信号が青でも、横断歩道でも、必ずしも安全でないと教えましょう。
・必ず右⇒左⇒右を確認。
・車が停止しているかの確認。
・運転手が自分に気づいているかの確認。

②運転者が13歳未満の子ども、7070歳以上の高齢者、身体の不自由な方の場合は、自転車で歩道を走っても良い事になっています。しっかり教えておきましょう。ただし歩行者が多い場合、自転車は押して歩きましょう。
③自転車の二人乗りはいけません。
④自転車での並走はいけません。
⑤暗くなってきたら必ず自転車のライトをつけましょう。
⑥「止まれ」の標識のあるところでは、止まって左右を確認すること。
⑦自転車に乗る時には、ヘルメットを着用しましょう。

ドライバーの意識改善について

子供にとって普通に走ってるトラックすら危ない、と思う事が多いのに運転中にポケGoするなんて。
交通マナーが悪過ぎる大人のせいで、被害を受けるのは子供。
これは大人のモラルの問題。こんな大人を躾けてくれる所はないのでしょうか。

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