格安ランドセルを買う時の4つの注意点

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経済的な理由で、格安ランドセルを買いたいのですが、注意点があれば教えて下さい。

格安ランドセルとネット検索をすると、おおよそ48万件のサイトがあります。また「ランドセル 格安」と検索する人の方が多いようで毎年11月ぐらいには検索数がかなり伸びます。多くはありませんが、11月にはある程度の人が格安のランドセルを探して購入しようとしていたり、商品を調べています。

格安ランドセルの安い理由

商品は高く売れるからこそ利益があがるのに、敢えて格安で販売するにはそれなりの理由があります。

格安ランドセルの理由
①型落ちランドセルのため、A4クリアファイルが入らない。
②中国など東南アジアの製品で人件費と材料費を抑えられるので安い。注文すると東南アジアから届く。
③詐欺販売の場合にはお金を支払っても届かない
④クレジットカード番号などの情報を抜き取るフィッシング詐欺をするためにサイトを設置している。

以上のようなことが実際に起こっています。
実際には中国などで生産しているが、設計は日本の会社が行ったり、あるいは日本の会社が購入して6年保証をつけて販売する比較的しっかりしたランドセルもあります。

型落ちランドセル

a4クリアファイル型落ちランドセルとはいえ、新品で販売しているので、心が動きますね。何が一番の問題かと言うと殆どの型落ちランドセルには、A4クリアファイルがスッと入らずに撓んでしまうと言う事です。例えば内寸の横幅が215㎜の型落ちの場合には、220㎜がa4クリアファイルの幅なのでたわんでしか入りません。

A4フラットファイルになると230mmの横幅があるので、全く入りません。 ですが、A4フラットファイルを手提げ袋に入れるか、A4用紙を半分に折れば教科書やノートの間に入るのでランドセルは使えますが、そんな積りで買ったのではないといった不本意なランドセルだったことになりがちです。

edit_2016-11-24_6相当に格安で、どうしても購入したい場合には、A4版の教科書は大抵入るはずですので、ここを確認してみて下さい。もしもA4版の教科書が入らないとなればそれは購入してはいけません。 中国をはじめとした海外で生産して販売しているランドセルは、その点しっかりと調べる必要があります。

因みに楽天で「ランドセル 格安」と検索して出てきたランドセル一覧の中に、日本での生産ではないランドセル販売サイトがあります。

日本人のセンスとは違うので直ぐに分かりますが、品質についてはそれなりの価格のものでしょう。口コミは良い事が書いてありますが、たった一つだけあった批判的な記事は今は読めないようになっています。こういった場合良いことを書いてある口コミを読んでも意味はないでしょう。

クレジットカード番号などの情報を抜き取るフィッシング詐欺といったこともあります。既にランドセル詐欺についてはBBソフトサービス(ソフトバンクグループ)が2014年の3月に調査結果を発表しています。 参考にしてください ⇒ インターネット詐欺リポート そのレポートの中で「小学校入学の準備をする人を狙ったフィッシング詐欺サイト」で個人情報を盗み取るサイトが発見されていると述べています。

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