刺繍のしてあるランドセルを欲しがるのですが、糸がほつれたり、切れたりしないのでしょうか。また縫製した穴から雨が浸みる事も心配です。
あえて刺繍ではなく、モチーフを縫製している鞄工房山本のような工房系ランドセルもあります。
一般的に牛革やコードバンを使用する工房系ランドセルの場合、自然皮革(本革)の風合いが素晴らしいため、刺繍をする必要もなく、刺繍は馴染まないとも言えます。
刺繍の模様やデザインはハートや王冠が多く、花やうさぎ、音符など様々あります。
ランドセルの刺繍の問題点
ランドセルの刺繍糸のほつれが問題になる事があります。 刺繍は可愛らしいという良い面だけではなく、刺繍の糸の素材によっては擦り切れたり、あるいはほつれたりする事もあります。
また、刺繍を施した部分から雨や水分が浸み込む事があるので、メーカーに確認が必要です。
ただこれらに関しては、ランドセルの公式サイトには刺繍の糸の種類、耐久性についての説明がありません。
ララちゃんランドセルの展示会で確認したのですが、ララちゃんの刺繍は縫製がほつれにくい方法を採用しているし、針孔から雨が染み込む事も無いとのことでした。
ランドセルは6年間使うというだけでも過酷な条件です。それに加えてランドセルの扱い方などによって影響をうけます。刺繍がされているのなら、取り扱い方や注意事項、素材などの情報があっても良いところです。「タタミ打ち」という縫い方は耐久性の高い縫製のようです。
刺繍の代わりに刺繍シールを採用するメーカーもあります
皮革に刺繍をすると、穴が開いて雨がしみ込んだりするので、それを避けるために刺繍の代わりに「刺繍シール」を採用しているランドセルメーカーもあります。
池田屋ランドセル別売りランドセルの刺繍シールは張り替えることもできるというものです。
高学年になってシールをはがして、シンプルなランドセルにして使うこともできます。
楽天で販売しているので興味のある方は調べてみてください。
入学前まではとても大事に扱っていた刺繍ランドセルも、入学後はランドセルよりもお友達と遊ぶ方に夢中になって、原っぱに投げ出したりして遊びに夢中になったりします。
そうなると子供の中では、刺繍はどっちでもいい存在になるようですよ。