工房系ランドセル選びの基本についての記事です。来春、小学1年生になる子供さんのお父さん、お母さん、入学準備は進んでますか?
入学準備の中で一番悩むのがランドセルの選び方ですね。
特に人気の工房系ランドセルの価格とそれは適性なのか、あるいは工房ケインランドセルの特徴について、良くわからないことがたくさん出てきます。
ランドセル販売形態の分類
入学準備の中でも一番悩む事は、ランドセルの選び方。
ランドセルを販売しているところを分けてみると、
- 専門のメーカー系 :セイバン、フィットちゃん、ララちゃん
- 工 房 系 :鞄の専門店(萬勇鞄、鞄工房山本、Mogiオリジナルランドセル、大峽製鞄など)
- スーパー系 :イオン、ニトリ
この中の工房系ランドセルは、工場での大量生産とは違い、職人さんの手作りによるものです。
素材のよさや落ち着いた印象などから、今工房系のランドセルはとても人気があり、1つ1つが手作りのため沢山作ることができないので、夏に予約の受け付けが開始されると、すぐに予約終了になってしまうところが殆どです。
だから特に工房系ランドセルは「まだ予約は早い」は間違いです。ランドセル選びは夏のお盆の頃がピークと言われていますが、2016年からは4月、5月から予約販売を開始する百貨店などもおおく、特に工房系ランドセルは人気があるので、予約の終了が早目になります。
早めにカタログを請求してじっくり検討し、展示会に行けるならば、展示会で実物を見てから予約しましょう。
工房系ランドセルの特徴
ランドセルならスーパーでも買えますが、いったいなぜ工房系ランドセルが人気なのでしょう。人気の理由を箇条書きにしてみました。
- 良い革を使っている
- 手作りならではの高級感
- 仕上げは手縫いなのでとにかく丈夫
- 内装がおしゃれ
- 6年間使ったあとはリメイクしてくれる工房もある
- 内装がおしゃれ
- 6年間の修理保証・サポート保証がある
工房系ランドセルの価格と選び方
小学校入学ともなれば出費がかさむところですが、気になるのはお値段と選び方です。
人気の工房系ランドセルの価格、特徴、ポイントをあげてみました。
萬勇鞄
萬勇鞄は創業60年以上を誇る、老舗のランドセルブランドです。
カラー、素材のバリエーションもかなり豊富なラインナップが揃っていますし、価格帯もスタンダード。良いものを適切な価格でほしい、という人におすすめです。
- 男の子向け :¥55,080円~¥79,920円
- 女の子向け :¥55,080円~¥79,920円
土屋鞄
土屋鞄のランドセルはとにかく品質重視。見えない部分まで細やかに作られているのが特徴。
シンプルなだけに、作りの良さを感じるランドセルです。高学年になっても無理なく品よく背負えます。ただ、A4クリアファイル対応しかありません。
- ベーシックモデル :¥62,000円(税込)
- コンビモデル :\68,000円 (税込)
- プレミアムモデル :¥70,000円(税込)
- アンティークモデル :¥72,000円(税込)
鞄工房山本
鞄工房山本では、本物の革職人がランドセルを作っています。
一見スタンダードなモデルが多く、質の高さは一級品。シルエットよりも、機能性を重視する人におすすめです。
- 男の子向け :¥49,000円~¥179,000円(税込)
- 女の子向け :¥59,000円~¥179,000円(税込)
実は工房系ランドセルも一般のランドセルメーカーのランドセルも、ハイエンドモデル以外は価格に大きな差はありません。ハイエンドモデルとは、鞄工房山本のオールコードバン夢こうろ179,800円といったものです。
特に負担のかかる部位の仕上げは手縫いなので、とにかく丈夫です。工房系ランドセルで丈夫で無いものがあれば、工房系ランドセルの名に値しないです。
ただ難点は、材料も良いものを使っていますし、一流の腕を持った職人が作り、量を作れないので高額になることです。ランドセルにいくらお金をかけるかは、そのご家庭の事情によるし、日本製の工房系でない普通の量産系、ランドセル専門のメーカーのランドセルも十分すぎるほどの機能を持っているので、工房系か量を製作する専門メーカーのどちらにするか決めてから選ばないと、日本製といってもその種類は非常に多いので迷路にはいってしまいます。
まとめ
あえて工房系ランドセルを購入するなら、個人的には自然皮革で必ずA4フラットファイル対応を選ぶことにします。キューブ型は小柄な子にも合いますが、萬勇鞄にあるキューブ型は人工皮革です。
自然皮革でなくても、手縫い仕上げをしてあるので、工房系ならではの個性ある美しく可愛らしいランドセルに仕上がっています。