ランドセル選びの一番の悩みは「何を基準に選んだら良いのか分からない」ということです。
パンフレットをたくさん取り寄せれば、どれも良さそうに見えるし、ランドセル専門店に行って説明を聞けば、「そのランドセルが一番」に思えるし、沢山のランドセルを見ればみるほど決断できない。毎年多くのお母さんがそんな思いを抱いています。
- 自分の子供に合った重さは何グラム?
- キャラクターものの図柄の入ったランドセルで良いのかしら?
-
子供と意見が合わず、子供が納得してくれない
こういう場合、情報を整理してみると案外優先順位が決まるものです。
ランドセルを決める要因としてどんなものがあるのかまず上げてみましょう。
ランドセルを決める要因
どのランドセルに決めるかというときに、いくつかの大事な要因があります。
要因は次のようなものです。
- 価格
- 重さ
- 素材
- 色・デザイン
- A4クリアファイル対応?それともA4フラットファイル対応?
- 専門店かWEB購入か
- 誰が購入するの?
1価格
当然のことですが、財布の中身と相談して購入の価格帯を決めるので、価格が第一番にくるでしょう。
高価なランドセルを購入するにしても価格よりも、もっと大事なことはたくさんあります。
約半数がお祖父さんお祖母さんがランドセルをプレゼントしてくれるようですが、ママやパパが直接購入する場合には、入学に絡んでたくさんのお金が必要です。
2重さ
重さの優先順位は人によって違うとは思いますが、以前ほどは比重が重くはないようです。最近のランドセルはランドセルそのものが200~300g重くても、背負った時には軽く感じるランドセルが多くなったからです。
もちろん軽ければ良いというわけではありません。昔流行った600gとか900gのランドセルは、軽すぎて耐久性に問題がある場合が多いからです。
3素材
素材に関しては、クラリーノに代表される人工皮革も色々な種類が開発・生産されて、耐久性や耐傷性も高くなっていますし染色技術が発達してかなり豊富な色の種類があります。
一方、牛革やコードバンといった天然皮革の多くは、防水性・耐傷性を高めており、たとえ傷が入ったとしても、自然の風合いが天然皮革の良さでもあります。天然皮革の風合いを好むかどうかで選択しても良いでしょう。
4色やデザイン
色やデザインはそれこそ好みの問題です。今では目立ちすぎたり、奇抜すぎてイジメられるということは、起こらないようです。
目立ちすぎるランドセルは、犯罪者を敬遠させるというメリットもあるようですが、高学年になって飽きるという可能性もあるので良い悪いと単純には割り切れません。
5A4ファイル
余程の型落ちでない限り、2015年時点のランドセルにはA4クリアファイルが入ります。
2015年にはA4クリアファイルが入るのは当たり前のことになり、問題は一回り大きなA4フラットファイル対応ランドセルが必要かどうかということでした。
このことで頭を悩ませているお母さん方が多かったのに、2017年度にはA4フラットファイル対応が当たり前になっていますから時代は変わるものですね。
これも賛否両論があったのですが、学校に問い合わせてA4フラットファイルは必ずほぼ毎日使うことが分かれば、A4フラットファイル対応ランドセルを選ぼうとしていたのが2015年です。
ただA4クリアファイル対応ランドセルでもA4フラットファイルは斜めにしたり工夫すれば入ります。(少し横が膨らみますが)
それが2016年には殆どのランドセルメーカーがA4フラットファイル対応に移行してきたので、A4クリアファイル対応ランドセルの方が少なくなりました。
2017年には、A4フラットファイル対応ランドセルが当たり前になり、ランドセルに全てを入れて両手に何も持たない状態が、事故を未然に防ぐという考え方が主流になるでしょう。
6どこで購入するか
大きく分けてネットか店舗かです。ネットの場合は多くのランドセルから選択できるし、ネット購入は割引がある場合があります(フィットちゃん)
7誰が購入するのか
子供にとって祖父母に購入してもらう場合が51%という調査があります。お盆の帰省中に購入してもらうようで、年々購入時期が早まっている一因となっています。