ランドセルのパーツの名称について

Pocket

 

 

ランドセルの名称は聞きなれない語句が結構ありますが、沢山覚える必要はないので、実際にお店やインターネットで使われる言葉ぐらいは理解して助けにしましょう。ランドセルを色々調べる時に、名前と機能など分からない事があれば少し立ち返ってここを読んでみて下さい。

パーツ 説明

かぶせ(被せ)

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半カブセは開け閉めしやすい

半カブセは文字通り従来のカブセに比べて短くなっています。学習院型のようにランドセルを下して横にしないと開け閉めできないカブセと違って、背負ったママでも、床に立てたままでも開け閉めできるのがメリットです。

かぶせはランドセルの顔と言える程、ランドセルを選ぶ時に重視する部分です。
この写真のカブセの素材はベルバイオ5です。クラリーノとほぼ同じランクの合成皮革です。

現在、信用のおけるランドセルメーカーのかぶせは、防水性や耐傷性が高いものが殆どです。そしてどちらかというと、ピカピカした感じよりもツヤ消しが好まれています。
その他に、かぶせは毎日開閉するので、摩耗しやすく傷み易い部分です。本体との接合部がしっかりしている事も重要です。

 

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鋲の主な役割は、暗い時間帯、自動車のライトが当たると反射しています。

ランドセルを背負った子供が歩いている事を車のドライバーに知らせ交通事故に遭わないためのものです。

 

鋲はそれぞれのランドセルメーカーで可愛らしいものや、ちょっと男らしさを感じさせるものなど色々あります。

メーカー別でも違いますし、同じメーカーでもランドセルによって違います。

 

 かぶせ裏

メインポケット

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ただランドセルを使っている内にマチの部分が、ゆるくなればA4クリアファイルタイプのランドセルにA4フラットファイルが入るのも事実です。

A4フラットファイルを実際に頻繁に使うのかどうかは入学する学校に問い合わせとなります。

 

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写真は教科書やノート、副教材などを入れるメインポケットです。

写真ではA4ポケットファイルをA4クリアファイルタイプのランドセルに入れています。

幅が少し足らないのでフラットファイルが入りきらない事が分かるかと思います。

 

 大マチと小マチ 

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ランドセルの側面の最上部には芯材が入っているので、ランドセルの型崩れ・変形が防げています。

 大マチはランドセルのメインポケットの奥行を形作るのに重要なランドセルの横の部分です。

ランドセルの大マチの幅はランドセルの奥行として大マチの容量を決めるものになります。

ゆとり教育からの脱却ということで、教科書のページ数が1000頁増えています

 

 前ポケットとマチ

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中に手を入れるのも難しい程使いづらいものだと、コインやゴミが取り出せなくて困る事があります。

最低でも手が入るものを選びましょう。

 ランドセルのカブセを開けたときに、一番手前にあるポケット。

大マチをメインポケットともいうのに対して前ポケットといいます。

ある程度のマチ幅が必要です。そうでないと物を出し入れしにくですからチェックしましょう。

 

 背かん

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動く背かんは2種類のタイプがあります。

フィットちゃん背カン

上の写真の背かんです。
☆左右別々に背かんが開きます。背カンが開くことで、ランドセルが背中にピッタリとフィットします。

左右別々に動くので、成長したり体格が大きな子供もランドセルを着脱しやすい。

 天使のはねの背カン

☆左右は別々には動かず一体となって動きます。

 持ち手

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持ち手があると、狭いロッカーへの出し入れが楽。持つ時に肩ベルトをつかんでいるとランドセルの左右のバランスが崩れるというのがメーカー側の言い分です。

 

持ち手があるとランドセルの肩ベルトを持たずに楽にランドセルが持てるので役立ちますがなくても別に困るものではありません。

常に教科書が入って重い状態でランドセルを下げると、そのうち取り付け部分が壊れる可能性があります。

 肩ベルト
 P1050076-4負荷がかかる部位なので、千切れたり、背カンのプラスティック部分が壊れることがあります。  

肩ベルトは肩に負荷がかかるパーツなので、フィット感が悪ければランドセルを重く感じます。

正面から見るとわかるように、肩ベルトの形は肩にフィットするように、曲線的に作られています。

この工夫が肩にピタッとフィットしたランドセルにしています。

 背当て
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背当ては背中に接触する部分なので、フィット感が大事です。

左右にずれないような形状と当たりの良さが大事。

また、背中が蒸れないように通気の良い形状(溝が入っている)や材質を確認しましょう。

背あての形状には色々な工夫がみられます。

 ベロ
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ベロの先に錠前のパーツがついています。ベロはかぶせと錠前を繋ぐもので、毎日開け閉めをするので負担がかかる部位です。

ランドセルをギュウギュウづめにしてカブセを閉めると、ベロが切れてしまう事があります。

 

 錠前

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閉め忘れをしないことも大事なことです。自動(オート)錠前は壊れると開かなくなります。

すると教科書が取り出せなくなるのでオートロックが無条件で良いとは言えません。

 

 

錠前は手動で行うものと自動的に錠が回るタイプのものとがあります、

 

自動はカブセの錠前を閉め忘れてもランドセルから教科書が散乱することを防ぐようです。

 

 ナスカン
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体操袋をぶら下げている子供を見かけます。そのように使うものなのですが、自動車の巻き込み事故・エレベーターのドアに挟まれるなどの原因ともなります。
写真のナスカンは安全ナスカンといって、20㎏程の力がかかると外れるようになっています

萬勇鞄のナスカンは外れるようにはなっていません。

巻き込み事故を予防するためのもので、写真のものは壊れて外れるので、メーカーに電話すると無料で送ってくれます。壊れずに外れて直ぐに取り付けられる安全ナスカンの方が一般的です。

荷物をぶら下げなくて済むには、A4フラットファイル対応ランドセルの少し大きめのランドセルにするか、手提げ袋で対応する方が良いかも知れません

 

 

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