ランンドセルが濡れた時、汚れた時の手入れ

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ランドセルが濡れたり、汚れたりしたとき、放置してはいけないと分かっていても、実際にどのように手入れしたら良いのかが分からない事があります。

人工皮革(クラリーノ・タフガード)ランドセルのお手入れ

人工皮革は天然皮革のものと比べると劣化が分かりにくいです。だから手入れは要らないのかなと考える人もいらっしゃいますが、やはり6年間保存の良い状態で保とうとすれば、多少の手入れは必要です。

例えば良くあるのは、水に濡れたままや、汚れたままで長い間放っておいたりすることですが、そのままでは、色落ちや劣化につながります。

人工皮革は、ランドセルの素材の中でもお手入れが簡単なのがメリットです。自然皮革用のオイルやクリームでの手入れは不要です。そうしたもので手入れすると、表面が剥げたりヒビが入るのでやってはいけません。6年間キレイに使えるように、正しい手入れの仕方を親が覚えましょう。
えておいてあげましょう。

濡れたランドセル

Edit_2016-06-25_19乾いた布でしっかり水気を取って、自然乾燥(風通しの良い場所で陰干し)させてください。ランドセルは普通のかばんに比べればとてもパーツが多いので乾きづらいです。刺繍には針孔が空いてるので、しっかりと乾燥させましょう。乾いたように見えても実際には濡れている部分がある可能性があるのでよく確認しましょう。

温風ヒーターやストーブ、ドライヤーで乾かすと、高熱で溶けたり変形するおそれがあるので注意してください。飽く迄自然の風で陰干しです。

汗で塗れた背当てや肩ベルト

雨だけではなく、汗で背あての部分や肩ベルトが濡れてしまうこともあります。特に夏は汗をかくので毎日濡れてしまうので手入れしましょ。この場合も乾いた布で汗を拭き取り、風通しのよい日陰で乾かしてください。

そうはいっても汗のベタつきが気になる場合は、水拭きをしましょう。前もってベタつきを防ぐ方法は、ランドセルにつける背中用の汗取りパットを使うという方法があります。

汚れたランドセル

Edit_2016-06-25_18乾いたタオルで汚れを拭います。こするのではなくて軽く払う感じです。軽い汚れならこれだけでキレイになります。
です。

次に乾拭きでは落ちない汚れだったら、中性洗剤を水で薄めて布を塗らせます。それで水拭きします。
その後でやわらかい布で乾拭きして、風通しのよい日陰で自然乾燥させます。

そのほか、皮革用のクリーナーであってもクリーナーに染料が入っていないならランドセルに使うことができます。

注意してほしいのは、ランドセルは、人工皮革であっても革素材に染料を染み込ませて様々なカラーを出してます。こういったクリー
ナーの量が多かったり強くこすって汚れを落とそうとすると色落ちする可能性があります。特に人気の高いピンクや水色など明るいカラーは色落ちが目立つので特に注意を守ってください。

発色の美しさが人工皮革で作ったランドセルの大きな特長のひとつです。お気に入りのカラーが色落ちたらがっかりですよね、。基本的には布で拭き取るのみ程度の手入れにしましょう。クリーナーを使いたい時は、まずランドセルの底など目立たない場所でためしてみましょう。
に使って試してみましょう。

天然皮革(牛革、コードバン)ランドセルのお手入れ

ファラーシア牛革
天然皮革は本物の動物の革を使っているので、手入れが大変だから購入はやめておくという方もいらっしゃるかもしれませんが、現在のランドセルには手入れの大変なランドセルは殆どありません。昔の牛革は使っている途中からひび割れたりして6年後にはボロボロになるものもあったと聞いています。

それは、雨に濡れた牛革が水分を吸ってしまい、その後の手入れが良くないことが原因だったのでしょう。

しかし、現在の事情は全く違います。牛革もコードバンも十分に防水加工されているので、クラリーノと同じように表面の水分を吸い取る程度ですむ場合が多いのです。

ただ、全く何もしないで良いのかというと、綺麗なままで使うなら、多少の簡単な手入れは必要になります。

雨に濡れた時はどうする?

ランドセルが濡れた時まず、乾いた布で雨を拭き取ります。防水機能が余りよくない場合には、放置すると色落ちやひび割れの原因になるランドセルもあります。(拭き取らなくても問題の無いランドセルもあります。それはメーカーによって大きく違うので、購入前に聞いておきましょう。

また、急激に乾かすと、表面にシワがはいるので、風通しの良い場所で陰干しを基本にしてください。灯油ストーブ、電気ストーブなどで急激に乾かすのは厳禁です。

もしランドセルの中に豚革などが貼ってあるランドセルの中がお弁当の汁で濡れたしまったような場合には、アルコール(エタノール)をキッチンペーパーに浸み込ませて良く拭きます。

ドライヤ^を使うのなら、冷風を送って良く乾かしてから、一晩中通風通させてください。

ランドセルが汚れた場合

柔らかい布やブラシンドで拭き取る。オイルなどを使った手入れは、殆ど必要ないのですが、大事ランドセルは、説明や資料の説明を読んでおきましょう。

自然皮革は、年月とともに自然の風合いが出てくるので、親は楽しみに待っているかも知れませんね。

 

 

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