萬勇鞄の肩ベルトのクッションや長さはどうなっていますか。公式ページを見ても良くわからないので困っています。
肩ベルトのクッション
肩ベルトのクッションは2種類の厚み・硬さの異なるスポンジを使用してあるので、肩への負担はかなり軽減され、肩に柔らかくフィッとします。また、肩ベルトが背中から脇へスムースに回り込んでいるので、ピッタリとフィットして肩から外れにくい構造になっています。
左右の画像を見ると肩ベルトは背カンからまっすぐに立ち上がらずに、S字を描いて、ランドセルが背中にフィットする機能を高めています。
背かん
背カンと本体は中空鋲(金属)でしっかりと留められ、背カンにはつなぎに三角カンを使用してあり、背カンは左右別々に動くウイング背カンなので快適なフィット感で背負える構造になっています。 本体との繋ぎは耐久性の高いモミジヤという一流背カンメーカーのプラスチックになります。
肩ベルトが立ち上がっているのは、肩ベルトの機能ではありません。背カンのパーツである三角カンの内部が画像のように楕円形をしているので、肩ベルトお付け根が倒れないで弯曲を描いた状態のままでいられます。
背当て
背あてに関しては本体がコードバン・牛革ですと背あてはソフト牛革となっています。
本体が人工皮革ですと、背あてはエアリーRという人工皮革です。
このエアリーは汚れにくい、水を通しにくい、通気性・透湿性を保持し、蒸れにくい
という特徴があるので快適に背負えます。
牛革の背あてはソフト牛革という革で、蒸れや汗を自然に吸収し、通気性にも優れて
いるのでいずれの素材であっても快適性が追及されています。
このソフト牛革は本体に使われている牛革とは違う種類です。背中ですから当たった感じが柔らかくないと快適に背負えませんね。
皮の鞣し(なめし)方が違って背当ては柔らかい当たりになるように鞣すのでソフト牛革といいます。
牛革がなぜ背当てに向いているかというと、天然皮革の牛革は毛穴で呼吸をしているので、通気性が良くて汗をはじくこともなく吸収します。
だから夏でもサラサラ。しかも人工皮革のように汗をかいた後で冷たくなることもありません。
タフガードの背当ては、エアリーRという素材の人工皮革で通気性と透湿性が抜群です。汗を吸い取り発散する機能が高いので、背中はベタベタせず快適です。それに抗菌加工されているので汗の嫌な臭いもしないので、女の子にとっては嬉しい機能です。
すぐに乾くし、水にも強いので夏でも背中がサラサラ。とても快適です。もちろん背中はふんわりしてとても気持ちのよい背負い心地です。